うどん


緊急特別企画 初めての手打ちうどん



独り暮らしで自炊をしてるヒトならきっと「そうそう!」と肯いてくれると思うのだが、小麦粉というものはなかなか減らない。
家に何も食べるものがないなあ、と思うときでも、実は小麦粉だけはドカンと大量にあったりする。
自分の場合は、用途はせいぜいホワイトソース、お好み焼きくらいに限られる。独りで揚げ物をしようとは思わないし、お菓子を作ることもない。
かねがね、小麦粉をもっと有効活用したいと思い続けていた。

自炊のネタに尽きたときの強い味方に、レシピを公開しているウェブサイトがある。
自分は主に「キューピー3分クッキング」を愛用しているが、こないだ日清製粉のウェブサイトにもレシピ集があるのを見つけた。
ここはパスタ等が中心なのだが、その中に「おいしい手打ちうどんの作り方」なる文字列を発見。
そうだ、これならまとまった量の小麦粉が消費できるし、いつも日本からの輸入の乾麺を食べるたびに感じていた、原料の小麦粉が日本に行って加工されて、割高の値段でアメリカに戻ってきたものを買う馬鹿らしさ、も解消される。
実際は、うどんに使われる小麦粉はオーストラリア産が多いらしいのだが。
ほかにも讃岐うどんマニア等のウェブサイトで、うどんの打ち方を紹介するものは多々あるが、日清製粉のは写真入りで分かりやすいし、粉屋の言うことだから間違いなかろうと、まずはここに倣うこととした。

実は、ここシアトルでも、日本やアジアの食材を扱っているスーパーマーケット、「宇和島屋」に行けば、まさに日清製粉の「手打うどんの小麦粉」という製品が手に入る。
専用の粉を使えば、より美味しいうどんが確実に仕上がるに違いない。
しかしながら、フツーの小麦粉をもっと消費しよう、というのがここでの趣旨。
やはり原産国だからか、日本よりも小麦粉の値段は若干安く感じる。
したがって、使用する小麦粉は、こっちで普通に売られているALL-PURPOSEという万能なのかテキトーなのかよく分からない代物。
真偽のほどは定かではないが、どうやら薄力粉と中力粉の間くらいに相当するらしい。

作り方にしたがい、小麦粉に塩水を混ぜてこね始めた。
が、いつまで経ってもボソボソで生地がまとまりそうな気配がない。
そういうものかもしれないが、いくらなんでもこれは、と思い、きっとこの小麦粉は元々水分含有量が少ないのだろうということにして、レシピに背いて様子を見ながら少しずつ少しずつ水を追加。
しばらくすると生地がまとまってきたので、寝かせておいて、自分は外出。
麺棒を買いに行かねば。

んで帰宅。
これだけの生地を一度に伸ばすスペースがないので、まず半分に分けた。
レシピは3人前なので、半分でちょうど自分の1食分になるだろうし。
本当はにおいが移る虞があって良くないのかもしれないが、自分はそこまでこだわっていないので、まな板の上で伸ばし、包丁でカット。

いちおうそれらしく見える?


わくわくしながら茹でること10分。

茹でてます...


そして茹で上がり。

どう?


シンプルに、大根おろし、ネギ、かつおぶしに、醤油、すだちポン酢で食べてみた。

ほら!


おおっ、立派なうどんだよ、これは!!

今後、もう少しこね方や茹で時間の加減が分かってくれば、更に腰の強いうどんに仕上がるんだろうな。
切るときには、ためらわずに少し細いかなと思うくらいに切って、ちょうど良いくらいの太さに茹で上がるみたい。

もっと面倒なものだと思ってたけど、案外時間を取らないし、簡単にできる。
これはオススメだわ。

その後。

アクリル樹脂か何かでできた、粉物を伸ばす台を購入。
約40cm四方で、クッキー等にはちょうど良いサイズなのだろうが、うどんにはちと小さい。
それでもまな板よりはましで、愛用している。

それと、先日買ったのは、実は麺棒ではなくすりこ木。
改めて麺棒を探しに行ったものの、かなり立派なものしか見当たらなかった。
もっとテキトーな、そこそこの太さと長さがあればどんな棒でも良いのに、と思っていたところ、ドラッグストアでちょうど良さそうなものを発見。
しかしながら、その正体は、トイレがつまったときに使う、あの吸盤の親分みたいなやつの柄だった。
さすがにこれは使えんわと断念、現在に至る。

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